辺獄へのキリストの降下
画家 ブロンズィーノ →Discesa di Cristo al Limbo / サンタ・クローチェ聖堂付属美術館、フィレンツェ
人々が、手を伸ばし、振り向き、身を起こしています。重なった身体の向きを辿ると、待ち続けた人々のもとへ光が届く場面が見えてきます。
何が描かれているか
死後のキリストが辺獄へ降り、救いを待つ人々を解き放つ場面です。「辺獄」は、キリストが来る前に生きた人々が留まる場所とされたものです。中央のキリストへ、周囲の人が顔や手を向けています。
作品の見どころ
白い身体、暗い肌、緑や赤の布が、狭い範囲で入り組んでいます。まずキリストの足元にいる人物から、差し出された腕へと目を動かしてみてください。身体を重ねながらも、動きの方向で人々を結びつけています。
制作背景
1552年、織物商ジョヴァンニ・ザンキーニの礼拝堂のために描かれました。作品は1966年のフィレンツェの洪水で大きな被害を受け、長い保存と修復を経ています。現在の姿は、16世紀の仕事と、それを残すために重ねられた仕事の両方を伝えています。
作品情報
所蔵
サンタ・クローチェ聖堂付属美術館、フィレンツェ
出典・画像について
画像:Agnolo Bronzino《辺獄へのキリストの降下》/辺獄へのキリストの降下 — Agnolo Bronzino / Bronzino / CC BY-SA 3.0
取得した画像の全範囲を保持し、追加の切り出し・色補正・拡大補間なし。縮小派生も同じ全範囲を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。輪郭を適用した派生表示にも元画像と同じCC BY-SA条件を適用します。
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