モルガンテの二面肖像(表面)
画家 ブロンズィーノ →Doppio ritratto del Nano Morgante / パラティーナ美術館、ピッティ宮、フィレンツェ
この肖像には裏側もあります。同じ一人を前から、後ろから。絵をひっくり返す発想で、彫刻との違いを問いかけています。
何が描かれているか
モデルは、メディチ家の宮廷でモルガンテと呼ばれたブラッチョ・ディ・バルトロです。ここに載せた表側では、腕にフクロウを乗せて立っています。鳥をおびき寄せる狩りの場面で、右上には飛ぶ鳥、身体の前には蝶も見えます。
作品の見どころ
表だけでも全身を見せる肖像ですが、同じカンヴァスの裏には背中を向けた姿が描かれています。裏側では狩りの獲物も示され、向きが変わると時間も進みます。一枚を回して見る仕掛けが、写真では一度に見えない作品の楽しみです。
制作背景
1553年以前の作品です。後世に葡萄や葉が加えられ、酒の神バッカスのように変えられた時期がありましたが、2010年の修復でそれらが除かれました。採用画像は修復後の表面で、古い加筆の残る画像とは区別しています。
出典・画像について
画像:Agnolo Bronzino《モルガンテの二面肖像(表面)》/モルガンテの二面肖像(表面) — Agnolo Bronzino / Francesco Bini / CC BY-SA 4.0
2010年修復後の二面肖像の表面。裏面はこの写真に含まれません。 取得した画像の全範囲を保持し、追加の切り出し・色補正・拡大補間なし。縮小派生も同じ全範囲を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。輪郭を適用した派生表示にも元画像と同じCC BY-SA条件を適用します。
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