1539〜1540年頃
36歳頃(概算)

羊飼いの礼拝

画家 ブロンズィーノ →
Adoration of the Shepherds / ブダペスト国立西洋美術館
人々が集まる足元から、天使のいる空まで。小さな板絵の中に、見上げたくなるほど広い景色が続いています。

何が描かれているか

生まれたばかりのキリストのもとへ、羊飼いたちが集まる場面です。幼子おさなごは下の中央、白い布の上に横たわっています。聖母はそのそばで手を合わせ、人々も身体をかがめて近づきます。

作品の見どころ

上を見れば天使たちが集まり、その下には青い山や川が遠くまで続きます。近くの身体は大きく、奥の風景は小さく淡く描かれています。幼子に目を寄せてから空へ目を戻すと、一枚の中の奥行きがぐっと広がります。

制作背景

1539〜1540年頃の作で、高さは約65センチの板絵です。大きな教会の祭壇画さいだんがに見える構成を、比較的小さな絵で味わえます。肖像画で布や指先を描き分ける細やかさが、宗教の物語や遠い風景にも向けられています。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・板
所蔵
ブダペスト国立西洋美術館
目録番号
161

出典・画像について

画像:Agnolo Bronzino《羊飼いの礼拝》/羊飼いの礼拝 — Agnolo Bronzino / Bronzino / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
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