1877〜78年頃
29〜30歳頃

舟遊び

画家 ギュスターヴ・カイユボット →
Partie de bateau / オルセー美術館(パリ)
漕ぎ手のすぐ向かいに座っているような距離です。立派な帽子はかぶったまま、袖そでをまくった男が、こちらの舟を進めています。

何が描かれているか

高い帽子をかぶった男性が、シャツの袖をまくり、オールを握っています。誰をモデルにしたかは、確定していません。川岸の遠い人物ではなく、同じ舟に乗り合わせた相手のように描かれています。

作品の見どころ

木の縁が左右から手前へ近づき、男の膝も大きく見えます。こちらが座る場所まで絵の中に用意されたようです。顔を眺めるだけでなく、舟の揺れや、人が力を入れて漕ぐ動作まで想像したくなります。

制作背景

1877〜78年頃の作品で、1879年の印象派展に出品されました。長く個人蔵でしたが、2022年にオルセー美術館が取得しています。岸から眺める《小舟》と比べると、水上へ見る人を連れ出す視点がいっそうよく分かります。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
オルセー美術館(パリ)
目録番号
RF MO P 2022 5
人物の同定
漕ぎ手の個人名は確定していません。

出典・画像について

画像:Gustave Caillebotte《舟遊び》/舟遊び — Gustave Caillebotte; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
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