1882年頃
34歳頃

子牛の頭と牛の舌

画家 ギュスターヴ・カイユボット →
Calf’s Head and Ox Tongue / シカゴ美術館
店先で目にしたかもしれない肉が、縦に大きく描かれています。少しぎょっとする題材と、繊細な赤や白の色が、同じ絵の中にあります。

何が描かれているか

子牛の頭と牛の舌が、壁の前につるされています。食卓へ上る前の肉で、花や果物の静物画せいぶつがとは違う生々しさがあります。左の赤い縦の形と、右の淡い大きな形が、並ぶように描かれています。

作品の見どころ

題材に驚いたら、少し色へ目を移してみてください。肉の赤だけでなく、白、薄桃色、青灰色も重なっています。金属の鎖と柔らかい肉の違いまで描き、身近な品物にも、見つめるべき形や色を見いだしています。

制作背景

シカゴ美術館は1882年頃の制作とし、家族の住まいの下にあった肉屋から着想した可能性を挙げています。確かな制作場所と決めることはできませんが、都市の暮らしと結びついた静物画として見る手がかりになります。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
シカゴ美術館
目録番号
1999.561

出典・画像について

出典:シカゴ美術館 作品記録(2026-10-17 確認)
画像:Gustave Caillebotte《子牛の頭と牛の舌》/子牛の頭と牛の舌 — Gustave Caillebotte; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
採用した配布画像を比例縮小して使用。拡大や色補正はしていません。
間違いを見つけたら、教えてください →

実物を見に行く

まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →
展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。