1876年
28歳頃

ヨーロッパ橋

画家 ギュスターヴ・カイユボット →
Le Pont de l’Europe / プティ・パレ友の会(ジュネーヴ)
大きな鉄橋の上で、人々と犬がそれぞれの方向へ歩いています。空や建物よりも先に目に入る鉄骨が、新しいパリの眺めをつくります。

何が描かれているか

パリのヨーロッパ橋を行き交う人々です。左から近づく男女、右で欄干にもたれる男性、奥へ進む犬。人も動物も同じ方を向かず、街の一瞬をそのまま切り取ったように見えます。

作品の見どころ

右側の太い鉄骨が斜めに伸び、遠くの一点へ集まっていきます。足元にはその影も落ちています。優雅な街並みだけでなく、鉄道と結びついた大きな構造物が、絵の主役のような存在感を持っています。

制作背景

ジュネーヴのプティ・パレ友の会が所蔵する1876年の完成作です。キンベル美術館の《ヨーロッパ橋の上で》とは、場所が同じでも別の絵です。二枚を比べると、遠くまで見通す眺めから、鉄骨に近づく眺めへの違いを楽しめます。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
プティ・パレ友の会(ジュネーヴ)

出典・画像について

画像:Gustave Caillebotte《ヨーロッパ橋》/ヨーロッパ橋 — Gustave Caillebotte; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
採用した配布画像を比例縮小して使用。拡大や色補正はしていません。
間違いを見つけたら、教えてください →

実物を見に行く

まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →
展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。