1881〜82年頃
33〜34歳頃

店先に並ぶ果物

画家 ギュスターヴ・カイユボット →
Fruit Displayed on a Stand / ボストン美術館
果物が、店先いっぱいに並んでいます。奥の景色よりも、箱ごとの色や丸い形が次々に目へ飛び込んでくる、市場の静物画せいぶつがです。

何が描かれているか

果物が台の上にぎっしりと並び、白い紙や箱が、その種類ごとに小さな区切りをつくっています。花瓶や器を一つ置いた静物画と違い、店先の広がりそのものが題材になっています。

作品の見どころ

黄色い果物、紫の房、赤い山。色のかたまりをたどっていると、食べ物を選ぶ時のように目が動きます。近い位置から見下ろすため、台の向こう側より、表面に並ぶものの豊かさが強く感じられます。

制作背景

ボストン美術館は制作年を1881〜82年頃としています。街を歩く人だけでなく、その街で売られているものもカイユボットの題材でした。《子牛の頭と牛の舌》と見比べると、都市の日常から静物画へ向けた関心の幅が見えます。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
ボストン美術館

出典・画像について

出典:ボストン美術館提供 作品記録(2026-10-17 確認)
画像:Gustave Caillebotte《店先に並ぶ果物》/店先に並ぶ果物 — Gustave Caillebotte; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
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