1877年
29歳頃

パリの通り、雨

画家 ギュスターヴ・カイユボット →
Paris Street; Rainy Day / シカゴ美術館
傘を差した二人が、すぐ目の前ですれ違いそうです。雨粒を細かく描かなくても、傘と濡れた石畳いしだたみだけで、パリの天気が伝わってきます。

何が描かれているか

傘を差した男女がこちらへ近づき、その右側では別の通行人の体が途中で切れています。奥には傘を持つ小さな人々が散らばり、広い交差点のあちこちで、別々の移動が続いています。

作品の見どころ

近くの二人は大きく、遠くの人は驚くほど小さく描かれています。街灯ともを境に、空いた道と人の近さが並びます。濡れた石畳の明るい反射をたどると、雨粒が見えなくても、しめった空気を感じられます。

制作背景

1877年の作品で、現在はシカゴ美術館に所蔵されています。パリの新しい街路を、人が歩く高さから大きく描いた代表作です。人物が端で切れる構図こうずは、目の前の街が絵の外へも続いているように感じさせます。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
シカゴ美術館
目録番号
1964.336

出典・画像について

出典:シカゴ美術館 作品記録(2026-10-17 確認)
画像:Gustave Caillebotte《パリの通り、雨》/パリの通り、雨 — Gustave Caillebotte; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
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