パドヴァのポルテッロ門
画家 カナレット →The Porta Portello, Padua / ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントン)
ヴェネツィアを離れても、カナレットは水辺の人々を見ています。立派な門へ続く階段と、手前で働く小さな人物を追うと、この町の入り口が身近になります。
何が描かれているか
パドヴァのポルテッロ門と、その前を通る水路を描いています。中央より右に門のアーチが立ち、そばから水辺へ広い階段が下りています。手前には石材を扱う人々、川沿いには舟や橋が見えます。
作品の見どころ
門は遠くにあるのに、明るい壁と頂部の丸い形で目を引きます。そこへ向かう道をたどると、石材の置かれた手前から、行き交う人のいる岸辺へ視線が進みます。小さな人物がいるおかげで、門までの距離も感じられます。
制作背景
カナレットは1740〜1741年にヴェネツィアの内陸側へ足を延ばし、パドヴァなどの風景を描きました。この作品は1741〜1742年頃とされています。海に開けたヴェネツィアの眺めに加え、町の門や水路を描く仕事にも目を向けられる一枚です。
作品情報
所蔵
ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントン)
出典・画像について
画像:Giovanni Antonio Canal (Canaletto)《パドヴァのポルテッロ門》/パドヴァのポルテッロ門 — Canaletto; Wikimedia Commons / CC0 1.0
全景を使用。比例縮小のみで、追加の切り抜き・色補正はしていません。
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