大運河のレガッタ
画家 カナレット →A Regatta on the Grand Canal / ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
運河が、舟の競走を楽しむ観客席に変わっています。両岸の人だかりと、左手前の華やかな仮設の台を見つけると、祭りの熱気が近づいてきます。
何が描かれているか
大運河の中央を細長い競走用の舟が進み、周囲を多くの舟が取り囲んでいます。岸辺や建物の窓にも見物人が集まっています。左手前には、階段や彫刻で飾られた大きな台が設けられています。
作品の見どころ
手前の舟から遠くの舟まで、数えきれないほどの人が小さく描き分けられています。左の建物から奥へ目を動かすと、運河の幅が次第に狭まり、競走の続く方向が見えてきます。水面には舟の赤や青が点々と散っています。
制作背景
左手前の台は「マッキナ」と呼ばれ、競走の賞を授けるために仮設されました。この1740年頃の絵は、《昇天祭のサン・マルコ湾》と対になる作品です。同じ美術館には別の年代のレガッタもありますが、ここでは番号NG4454の作品を掲載しています。
作品情報
掲載する版
NG4454、1740年頃の作品。1735年頃のNG938とは別の作品です。
出典・画像について
画像:Giovanni Antonio Canal (Canaletto)《大運河のレガッタ》/大運河のレガッタ — Canaletto; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
全景を使用。比例縮小のみで、追加の切り抜き・色補正はしていません。
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