1754年
57歳頃

ラネラーのロタンダ内部

画家 カナレット →
London: Interior of the Rotunda at Ranelagh / ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
運河の代わりに、人々が円い室内を巡っています。中央の大きな飾りは暖炉。名所を描く画家は、音楽とおしゃべりを楽しむロンドンの社交場も描きました。

何が描かれているか

ラネラー遊園地にあった、ロタンダという円形の建物の内部です。壁に沿って上下二段の席が巡り、天井からシャンデリアが下がっています。着飾った人々が歩き、右側には演奏のための場所が見えます。

作品の見どころ

中央の大きな構造物に目が向かいますが、その周りを巡る人々も見てください。服の明るい色が点々と並び、広い室内に人の背丈の目盛もりを付けています。円い壁をなぞって見ると、自分も人々と一緒に歩いているようです。

制作背景

ラネラーは1742年に開園した娯楽施設で、音楽と社交を楽しむ場所でした。中央の飾りの中には暖炉があり、右ではオーケストラが演奏しています。舞台の背景づくりから出発した画家が、大きな室内とそこに集う人々をどう見せたかにも注目できます。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい、カンヴァス
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
目録番号
NG1429

出典・画像について

画像:Giovanni Antonio Canal (Canaletto)《ラネラーのロタンダ内部》/ラネラーのロタンダ内部 — Canaletto; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
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