ラネラーのロタンダ内部
画家 カナレット →London: Interior of the Rotunda at Ranelagh / ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
運河の代わりに、人々が円い室内を巡っています。中央の大きな飾りは暖炉。名所を描く画家は、音楽とおしゃべりを楽しむロンドンの社交場も描きました。
何が描かれているか
ラネラー遊園地にあった、ロタンダという円形の建物の内部です。壁に沿って上下二段の席が巡り、天井からシャンデリアが下がっています。着飾った人々が歩き、右側には演奏のための場所が見えます。
作品の見どころ
中央の大きな構造物に目が向かいますが、その周りを巡る人々も見てください。服の明るい色が点々と並び、広い室内に人の背丈の目盛りを付けています。円い壁をなぞって見ると、自分も人々と一緒に歩いているようです。
制作背景
ラネラーは1742年に開園した娯楽施設で、音楽と社交を楽しむ場所でした。中央の飾りの中には暖炉があり、右ではオーケストラが演奏しています。舞台の背景づくりから出発した画家が、大きな室内とそこに集う人々をどう見せたかにも注目できます。
出典・画像について
画像:Giovanni Antonio Canal (Canaletto)《ラネラーのロタンダ内部》/ラネラーのロタンダ内部 — Canaletto; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
全景を使用。比例縮小のみで、追加の切り抜き・色補正はしていません。
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