絵筆やパレットの間に、白い像が座っています。食べ物の静物とは違う、芸術の道具を集めた大きな絵。曲線を描く輪郭には、もとの飾り場所の手がかりがあります。
何が描かれているか
白い像を中心に、パレット、絵筆、巻いた紙や本、さまざまな道具が集められています。「アトリビュート」は、その分野を表す持ち物や道具のこと。人が制作する姿を描く代わりに、芸術に関わる品々を並べています。
作品の見どころ
白い像の大きな明るさから、周りの細い筆や、斜めに置かれた紙へ目を移してみます。身近な器を描くときと同じように、素材の違うものが色と光でつながっています。絵の周囲がまっすぐな四角ではないことにも、注目したい作品です。
制作背景
ショワジーの城の扉の上を飾るために、1764年に注文された連作の一つです。高さ91センチ、幅145センチの大きな油彩画で、1765年のサロンに出品されました。小さな食卓の絵から、王室の室内装飾へ広がった仕事を伝えています。
出典・画像について
画像:Jean Siméon Chardin《芸術のアトリビュート》/芸術のアトリビュート — Jean Siméon Chardin; Photo: Sailko / CC BY 3.0
外側の額縁と壁のみを除く切り出し。曲線形の作品全体と内側の枠を含みます。色補正なし。
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