おそらく1737年
38歳頃

カードの家

画家 ジャン=シメオン・シャルダン →
The House of Cards / ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントン)
カードは高く積まれる前の、折って立てるところから始まります。少年の目線を追うと、引き出しに残った札や、机の上の小さな硬貨まで気になってきます。

何が描かれているか

少年が横を向き、折ったカードを机の上に並べています。片手には、これから立てるカード。もう一方の手は、すでに置いた札のそばに伸びています。顔は下を向き、遊びの途中の細かな作業に目が集まっています。

作品の見どころ

カードの赤や白は、青緑の机の布の上で、はっきり見えます。机の手前では引き出しが開き、その中にも札が残っています。完成した形より、作っている途中の手元を見せることで、次の一枚を置くまでの間が長く感じられます。

制作背景

シャルダンは、カードで遊ぶ少年を複数の構図こうずや版で描きました。ここで見るのはワシントン所蔵の作品で、制作年は「おそらく1737年」とされています。同じ題材の絵でも、人物や手元の違いを確かめながら見たい一枚です。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい、カンヴァス
所蔵
ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントン)
目録番号
1937.1.90

出典・画像について

画像:Jean Siméon Chardin《カードの家》/カードの家 — Jean Siméon Chardin; Wikimedia Commons / CC0 1.0
画像の出典 / CC0 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-16 確認)
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