1740年
41歳頃

食前の祈り

画家 ジャン=シメオン・シャルダン →
Le Bénédicité / ルーヴル美術館(パリ)
食事は用意できているのに、まだ始まりません。小さな子が手を合わせ、そばの人々が待っています。ごく普通の食卓に、いつもより少し長い時間が流れます。

何が描かれているか

白い布を掛けた食卓に、女性と二人の子どもが集まっています。小さな子どもは椅子の上で手を合わせ、そばの女性が身をかがめています。題名が示すのは、食事の前に感謝をささげる祈りです。

作品の見どころ

明るい食卓の周りから、奥の暗い室内へ目を移してみます。白い布と衣が人々を近くへ引き寄せ、背後の余白が、その小さな集まりを包みます。大きな宗教画とは違う、家の中で繰り返される祈りの姿です。

制作背景

1740年、この絵は《勤勉な母親》と対になり、シャルダンからルイ15世へ贈られました。同じ主題には別の版もあり、ルーヴルだけでも二点を所蔵しています。ここでは、王へ贈られた目録番号INV 3202の作品を見ています。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい、カンヴァス
所蔵
ルーヴル美術館(パリ)
目録番号
INV 3202

出典・画像について

出典:ルーヴル美術館(パリ) 作品記録(2026-10-16 確認)
画像:Jean Siméon Chardin《食前の祈り》/食前の祈り — Jean Siméon Chardin; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-16 確認)
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