1528〜1530年頃
40歳頃

羊飼いの礼拝(夜)

画家 コレッジョ →
Die Heilige Nacht (La Notte) / アルテ・マイスター絵画館(ドレスデン)
生まれたばかりの幼子おさなごが、夜を照らしています。光に導かれて、人々の驚きへ近づきます。

何が描かれているか

暗い小屋で生まれた幼子が、周囲を照らす光の源になっています。母マリアの顔は近くから明るく照らされ、訪れた人々はその光をのぞき込みます。左には、眩しさを避けるように手をかざす女性もいます。夜の暗さがあるからこそ、誕生の出来事が一段と特別に見えてきます。

作品の見どころ

明るい場所だけでなく、闇へ消えていく部分にも目を向けてみてください。こちらへ近づく羊飼いの大きな体から、母の顔、幼子へと注意が導かれます。上では天使たちが複雑な姿で浮かんでいます。光をただ当てるのでなく、どこへ目を向けるかを決める力として使っているのです。

制作背景

1522年、レッジョ・エミリアのサン・プロスペロ聖堂にあるプラトニエーリ家の礼拝堂のために注文され、主に1520年代末に制作されたと考えられています。幼子が光るという宗教的な表現を、大きな夜景の祭壇画さいだんがへ展開した重要作です。現在の所蔵館は、材質をポプラ板と記録しています。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・ポプラ板
所蔵
アルテ・マイスター絵画館(ドレスデン)
目録番号
Gal.-Nr. 152

出典・画像について

画像:Antonio Allegri (Correggio)《羊飼いの礼拝(夜)》/羊飼いの礼拝(夜) — Antonio Allegri (Correggio) / Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 配布元の個別画像・利用条件(画像情報:2026-10-19 確認)
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