羊飼いの礼拝(夜)
画家 コレッジョ →Die Heilige Nacht (La Notte) / アルテ・マイスター絵画館(ドレスデン)
生まれたばかりの幼子が、夜を照らしています。光に導かれて、人々の驚きへ近づきます。
何が描かれているか
暗い小屋で生まれた幼子が、周囲を照らす光の源になっています。母マリアの顔は近くから明るく照らされ、訪れた人々はその光をのぞき込みます。左には、眩しさを避けるように手をかざす女性もいます。夜の暗さがあるからこそ、誕生の出来事が一段と特別に見えてきます。
作品の見どころ
明るい場所だけでなく、闇へ消えていく部分にも目を向けてみてください。こちらへ近づく羊飼いの大きな体から、母の顔、幼子へと注意が導かれます。上では天使たちが複雑な姿で浮かんでいます。光をただ当てるのでなく、どこへ目を向けるかを決める力として使っているのです。
制作背景
1522年、レッジョ・エミリアのサン・プロスペロ聖堂にあるプラトニエーリ家の礼拝堂のために注文され、主に1520年代末に制作されたと考えられています。幼子が光るという宗教的な表現を、大きな夜景の祭壇画へ展開した重要作です。現在の所蔵館は、材質をポプラ板と記録しています。
出典・画像について
画像:Antonio Allegri (Correggio)《羊飼いの礼拝(夜)》/羊飼いの礼拝(夜) — Antonio Allegri (Correggio) / Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
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