豪華な室内でカード遊びをする人々
画家 ピーテル・デ・ホーホ →Joueurs de cartes dans un riche intérieur / ルーヴル美術館(パリ)
カードの勝負と恋の駆け引き。豪華な部屋にも、読み切れない物語がある。
何が描かれているか
着飾った男女が、豪華な室内でカード遊びをしています。女の手札や男のしぐさへ目を向けると、ただ勝敗を競うだけではない気配も感じられます。暖炉には火が入り、左の壁を覆う装飾や床の模様が、裕福な暮らしを物語っています。
作品の見どころ
ルーヴル美術館は、女の札にエースがそろうことから、いかさまの可能性を指摘します。また、暖炉の火を恋の情熱に結び付けて読んでいます。どちらも作品を解釈する手がかりです。登場人物の職業や実際の関係まで確定するものではありません。
制作背景
1663〜65年、アムステルダム時代初期の作品です。館の解説は、左の壁の型押し革とそっくりの実物がアムステルダム国立美術館に残ることにも触れています。室内全体がそのまま実在したとは限らなくても、贅沢な暮らしの細部は、現実の品物に支えられていました。
出典・画像について
画像:Pieter de Hooch《豪華な室内でカード遊びをする人々》/豪華な室内でカード遊びをする人々 — Pieter de Hooch / Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
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