1663年
33〜34歳頃

リネン戸棚のそばの女たち

画家 ピーテル・デ・ホーホ →
Interior with Women beside a Linen Cupboard / アムステルダム国立美術館
戸棚へ収める白い布と、奥で遊ぶ子。家を切り盛もりする仕事を描く。

何が描かれているか

二人の女が大きな戸棚のそばでリネンを扱っています。白い布が暗い家具から浮き上がり、床や椅子、衣服の色と静かに響き合います。奥では子どもが、棒で球を打つ「コルフ」という遊びをしています。家事と遊びが、続き部屋の中で隣り合っています。

作品の見どころ

戸口のさらに向こうには運河沿いの家が見え、日なたの外壁がひときわ明るく輝いています。手前の暗い室内から奥へ、床と扉が眺めをつなぎます。布をたたむ小さな動作の背景に、町の光まで入り込んでいるのが魅力です。

制作背景

当時の家で、リネン戸棚の鍵は家を管理する女主人の手にありました。所蔵館は、この戸棚を家庭の運営に関わる大切な家具と説明しています。1663年の本作では、移住後のアムステルダムの住まいを舞台に、家を整える仕事とその担い手を描いています。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
アムステルダム国立美術館
目録番号
SK-C-1191

出典・画像について

画像:Pieter de Hooch《リネン戸棚のそばの女たち》/リネン戸棚のそばの女たち — Pieter de Hooch / Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 配布元の個別画像・利用条件(画像情報:2026-10-18 確認)
全景の配布画像を比例縮小して使用。色補正や作品内容の切り取りはしていません。
間違いを見つけたら、教えてください →

実物を見に行く

まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →
展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。