踊る子ども、バンジョーを弾く男性、そばで見守る年長の男性。音楽が三つの世代をつないでいます。
何が描かれているか
室内で踊る少年を中心に、楽器を弾く人と、それを見る人が集まっています。これは油彩ではなく水彩です。肌や床、衣服の色の重なりの中に、足の軽い動きと、腰を落ち着けた大人の姿の違いが描き分けられています。
作品の見どころ
動く足から、楽器を支える手、見守る顔へと視線を移してみてください。三人は同じことをしていませんが、それぞれの姿勢が音楽への反応になっています。壁の額には、リンカーンと息子タッドの有名な写真の複製。所蔵館は、家族の結びつきと解放を示唆する要素として紹介しています。
制作背景
1878年、ボストンの展覧会で銀メダルを受け、画家の最初の受賞作となりました。手術や競技を描く一方で、身近な音楽の場面にも同じように体の動きを見ています。油彩の大作だけでは見落としやすい、水彩画家としての仕事を知るための一枚です。
出典・画像について
画像:Thomas Eakins《踊りの稽古》/踊りの稽古 — Thomas Eakins / The Metropolitan Museum of Art / CC0 1.0
紙の縁や額縁を含む配布画像の全景を保持。配布画像の全体を比例縮小。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。
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