東方三博士の礼拝
画家 ジョルジョーネ →The Adoration of the Kings / ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
横に長い小さな絵の中で、三博士と従者たちが、聖家族へ向かって集まってきます。
何が描かれているか
左の段に座る聖母子とヨセフへ、東方から来た三博士が贈り物を差し出しています。中央では年長の王がひざまずき、その後ろには色とりどりの衣を着けた従者や馬が続きます。遠くからの旅の一行が、幼子の前で足を止めた場面です。
作品の見どころ
高さを抑えた横長の形を生かし、座る人、ひざまずく人、立つ人をリズムよく並べています。青、黄、赤、緑の衣を順に見ていくと、視線も贈り物の向かう左側へ運ばれます。人が多くても、聖家族と礼拝する人々の間には、静かな距離が残されています。
制作背景
ナショナル・ギャラリーは1506〜1507年としています。形と主題から、祭壇画の下部を飾るプレデッラだった可能性を挙げていますが、元の祭壇は確定していません。ワシントンの《羊飼いの礼拝》などとともに、画家の初期を考える「アレンデール・グループ」に数えられる作品です。
出典・画像について
画像:Giorgione《東方三博士の礼拝》/東方三博士の礼拝 — Giorgione / Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
取得した配布画像の全体を比例縮小。色補正・作品内容の切り取りなし。
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