当世風の結婚 第1場:結婚契約
画家 ウィリアム・ホガース →Marriage A-la-Mode: 1, The Marriage Settlement / ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
結婚する二人はそっぽを向き、父親たちは契約に熱中しています。家柄と現金の交換から始まる結婚を、ホガースは六枚の絵でたどります。
何が描かれているか
伯爵は家系図を示し、市民の父親は婚姻の契約書を読んでいます。伯爵家には資金が必要で、富裕な父親は娘を通じて貴族と結びつきたいのです。若い息子と娘の気持ちは、交渉の中心にありません。
作品の見どころ
窓の外には未完成の建物、室内には積まれた金。そして手前では、二匹の犬が首を鎖につながれています。家系図が立派な血筋を誇るかたわらで、犬は自由を失っています。その二つの間に、これから夫婦になる人々の関係が浮かびます。
制作背景
『当世風の結婚』は1743年頃の油彩六点からなる連作です。ホガースは版画として広めることを考えて制作しました。ここでは後の版画ではなく、ロンドンのナショナル・ギャラリーが所蔵する油彩を載せています。
出典・画像について
画像:William Hogarth《当世風の結婚 第1場:結婚契約》/当世風の結婚 第1場:結婚契約 — William Hogarth / Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
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