1745年
47〜48歳頃

画家とパグ

画家 ウィリアム・ホガース →
The Painter and his Pug / テート
自画像の前に、パグがどっしりと座っています。画家は自分の顔だけでなく、本やパレットまで使って、どんな芸術を目指すかを語っています。

何が描かれているか

楕円の自画像が書物に支えられ、その手前に愛犬トランプとパレットがあります。描かれた本人は気取らない服装ですが、周囲の道具が、職業として絵を描く人の自己紹介を作っています。

作品の見どころ

自画像は絵の中の絵で、犬はその手前に座っています。二つを見比べると、平らな肖像の前に奥行きが生まれます。パレットには、ホガースが重視した「美と優雅さの線」。犬と作者の気性を重ねて眺めるのは、館が示す読み方の一つです。

制作背景

1745年の油彩ゆさいで、所蔵はテートです。ナショナル・ギャラリーの記録には貸与番号で掲載されています。曲線をめぐる考えは、1753年刊行の『美の分析』へもつながり、風刺家であると同時に美の理論を考えた画家の一面を伝えます。

作品情報

材質・技法
油彩、カンヴァス
所蔵
テート
目録番号
N00112(NG貸与番号 L1356)

出典・画像について

画像:William Hogarth《画家とパグ》/画家とパグ — William Hogarth / Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-21 確認)
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