制作中の自画像(1764年の版画)
画家 ウィリアム・ホガース →Portret van William Hogarth / アムステルダム国立美術館
横向きの椅子に腰を掛け、画家は筆を持って制作を続けています。人々の行動を描いてきたホガースが、最後には自分の仕事の最中を見せています。
何が描かれているか
パレットと筆を持つホガースが、イーゼルの前に座っています。制作中の絵には人物の輪郭と「COMEDY 1764」の文字。足元には著書『美の分析』が立てかけられています。
作品の見どころ
椅子に腰を下ろす姿から、踏ん張る足、筆を持つ手まで、身体の動きがつながっています。完成した絵を誇るのではなく、これから線を加えようとする姿です。顔だけを見せる肖像とは違い、見る人まで仕事場に招かれたように感じられます。
制作背景
アムステルダム国立美術館は、この紙を1764年、ホガース本人の版画として記録しています。油彩の自画像や、別の刷りの年代とは区別される一枚です。連作で物語をつくり、版画で広めた画家は、自分が働く姿も、こうして線の世界に残しました。
出典・画像について
画像:William Hogarth《制作中の自画像(1764年の版画)》/制作中の自画像(1764年の版画) — William Hogarth / Rijksmuseum / CC0 1.0
取得画像の全範囲を保持。追加の切り出し・色補正・拡大補間なし。縮小派生も同じ全範囲です。版画の紙の余白、文字、版面を保持し、透過していません。
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