マルシリオ・カッソッティと妻ファウスティーナ
画家 ロレンツォ・ロット →Marsilio Cassotti and his Wife Faustina / プラド美術館(マドリード)
指輪を渡す二人の後ろで、キューピッドが木の枠を肩にかけています。婚礼の肖像に、もう一人の登場人物がいます。
何が描かれているか
マルシリオとファウスティーナが並び、二人の手が中央で重なっています。黒い服と赤い服、帽子と髪飾りが、それぞれの姿を際立たせます。後ろの翼のある少年はキューピッドで、二人の肩をまたぐ木の軛を支えています。
作品の見どころ
顔を見たあと、手と肩をつないで眺めてみてください。指輪のやり取りで結ばれる手、その上で共にかかる軛。婚礼の結びつきが、二つの違う形で見えてきます。キューピッドのいたずらっぽい顔も、正装した二人とは違う調子を添えています。
制作背景
1523年の婚礼肖像です。共同展の公式資料は、ロットが横長の構成や象徴的な持ち物を用い、夫婦の肖像に新しい広がりを与えたことを取り上げています。この絵でも、二人を似せて描くことと、二人の関係を物語ることが、一つになっています。
出典・画像について
画像:Lorenzo Lotto《マルシリオ・カッソッティと妻ファウスティーナ》/マルシリオ・カッソッティと妻ファウスティーナ — Lorenzo Lotto / Wikimedia Commons(忠実な二次元複製) / Public Domain Mark 1.0
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。
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