聖母子の上には、さらにもう一つの大きな世界があります。高い建築と宙を動く天使が、祭壇画を上へ広げます。
何が描かれているか
高い玉座の聖母子の周りに、聖人たちが集まっています。さらに上では、天使が布を広げ、柱の間を横切っています。下にいる人物を見たあと、いったん上端まで目を運んでみてください。絵の上半分にも、たくさんの動きと細工があります。
作品の見どころ
玉座の下では、二人の小さな天使が布を扱っています。上の大きな身ぶりと、足元の小さな作業が呼応するようです。建築は荘厳なのに、人々の向きや高さは少しずつ違います。一人ずつを見る楽しさと、全体を仰ぐ感覚が同居しています。
制作背景
アレッサンドロ・マルティネンゴ・コッレオーニの注文で、1513年に契約し1516年に署名されました。もとは別の聖堂のための作品で、現在の主画はサン・バルトロメオ聖堂にあります。下部画などは別の所蔵先へ分かれており、この主画だけで当初の構成すべてを示すわけではありません。
出典・画像について
画像:Lorenzo Lotto《マルティネンゴ祭壇画》/マルティネンゴ祭壇画 — Lorenzo Lotto / Wikimedia Commons(忠実な二次元複製) / Public Domain Mark 1.0
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景と、複数面の間の余白だけを輪郭に沿って透過しています。絵の色・欠損の後補・全場面を保ち、元画像の画素は変更していません。
間違いを見つけたら、教えてください →実物を見に行く
まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。