聖ルチアの祭壇画
画家 ロレンツォ・ロット →Pala di Santa Lucia / パラッツォ・ピアネッティ市立美術館(イェージ)
大勢に引かれても、聖ルチアは動きません。上げた一本の指が、騒がしい群衆の中でまっすぐ目に入ります。
何が描かれているか
黄色い服のルチアを、人々が引き動かそうとしています。彼女は片手の指を上へ向け、頭上には鳩が飛んでいます。これは、信仰を守るルチアを移動させようとしても動かせなかったという聖女伝の場面です。高い場所の裁判官と、階段下の群衆が向き合います。
作品の見どころ
引く腕や傾いた体が多いほど、ルチアの立ち姿が動かなく見えます。所蔵地域の解説も、上げた指と聖女の不動性を結びつけて読んでいます。手前の子どもまで異なる動きをしており、一つの奇跡に対する反応の違いを見比べられます。
制作背景
1532年の作品で、主画と三つの下部画で物語をたどる構成です。下の小さな場面には、ルチアの改宗から続く出来事が描かれています。大きな主画で頂点を示し、小さな連続画で前後を語る。祭壇画の大きさの違いも、物語を読むために働いています。
作品情報
材質・技法
油彩による祭壇画(主画と3面の下部画)
所蔵
パラッツォ・ピアネッティ市立美術館(イェージ)
構成
主画と3面の下部画。採用画像はそれらをまとめた全景。
出典・画像について
画像:Lorenzo Lotto《聖ルチアの祭壇画》/聖ルチアの祭壇画 — Lorenzo Lotto / Wikimedia Commons(忠実な二次元複製) / Public Domain Mark 1.0
主画と3面の下部画をまとめた配布画像の全景。取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景と、複数面の間の余白だけを輪郭に沿って透過しています。絵の色・欠損の後補・全場面を保ち、元画像の画素は変更していません。
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