キリストの葡萄の木と聖女バルバラの物語
画家 ロレンツォ・ロット →Cristo-vite e storie di santa Barbara, Cappella Suardi / スアルディ礼拝堂(トレスコーレ・バルネアーリオ)
キリストの指先から、葡萄の枝が壁いっぱいに伸びています。その下では、町のあちこちで聖女の物語が進みます。
何が描かれているか
中央のキリストから伸びた枝が輪を作り、その中に聖人たちが描かれています。下の建物や道には、聖女バルバラの物語が連続します。同じ人物が一つの風景の中に繰り返し現れるので、長い壁をたどることが、そのまま物語を読むことになります。
作品の見どころ
葡萄の木は、キリストが自らを葡萄の木にたとえる福音書の言葉と結びつきます。枝で結ばれた人々と、下でばらばらに起こる出来事。その二つの見方を行き来してみてください。大きな一つの形が、たくさんの小さな場面を包んでいます。
制作背景
スアルディ家の注文により、1524年に描かれました。地域の文化財解説は、宗教改革の時代にローマ教会の信仰を擁護する図像計画として説明しています。枝から人を落とそうとする者たちも、当時の注文主側の宗教観を表す存在として読む必要があります。
作品情報
所蔵
スアルディ礼拝堂(トレスコーレ・バルネアーリオ)
出典・画像について
画像:Lorenzo Lotto《キリストの葡萄の木と聖女バルバラの物語》/キリストの葡萄の木と聖女バルバラの物語 — Lorenzo Lotto / Wikimedia Commons(忠実な二次元複製) / Public Domain Mark 1.0
キリストの葡萄の木と聖バルバラ伝の壁面全景。礼拝堂全体の壁・天井の全景ではありません。取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。
間違いを見つけたら、教えてください →実物を見に行く
まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。