1916年
31〜32歳頃

ポール・ギヨームの肖像

画家 アメデオ・モディリアーニ
Portrait of Paul Guillaume / ノヴェチェント美術館
画商の個性と役割を正面性の強い像と文字で結び、近代の支援者を記念碑的に示した。

何が描かれているか

黒い帽子と上着の画商が正面を向き、背後に名前と「新しい水先案内人」の文字が記される。
題名は《ポール・ギヨームの肖像》。人物や物の名前だけでなく、画面の切れ方、視線の向き、色のまとまりを追うと、何が強調されているかが分かる。

作品の見どころ

画商の個性と役割を正面性の強い像と文字で結び、近代の支援者を記念碑的に示した。
近くでは輪郭りんかくと筆触の速さを、少し離れてからは人物や色面の間隔を見るとよい。写実から離れた部分も単なる省略ではなく、視線の移動と画面の強弱を調整する選択として働く。見える事実と解釈を分けて読むと、作品固有の工夫がつかみやすい。

制作背景

1916年の作品。ノヴェチェント美術館の記録を基準に、技法は「油彩ゆさい、カンヴァス」として整理した。制作年に幅がある場合は所蔵先の表記を保ち、単年へ決めつけていない。
原題は「Portrait of Paul Guillaume」。様式名や画家の逸話いつわだけで説明を終えず、この時点で何を観察し、どのように画面へ変えたかに注目する。作品から直接読めない心理、関係、象徴は断定していない。

作品情報

材質・技法
油彩、カンヴァス
所蔵
ノヴェチェント美術館
位置づけ
画商の個性と役割を正面性の強い像と文字で結び、近代の支援者を記念碑的に示した。

出典・画像について

画像:Amedeo Modiglianiポール・ギヨームの肖像》/ポール・ギヨームの肖像 — Pensierarte / Wikimedia Commons
画像の出典 / CC BY-SA 3.0(画像情報:2026-09-14 確認)
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