黄色い格子に赤や青の小さな色が入り、街の交通や音楽を思わせるリズムが生まれる。
何が描かれているか
白い正方形の画面を黄色い水平線と垂直線が横切り、その中に赤、青、白、灰色の小さな四角が点々と入る。格子の間には、より大きな赤や青の四角も置かれる。黒い線は使われず、以前の黒線の構成から変わり、帯の内部にも変化がある。四角の大きさと間隔は、どこも同じではない。
作品の見どころ
黄色い帯を道のようにたどると、小さな色の切り替わりが視線を止めたり進めたりする。そこから離れて全体を見ると、明るい格子が白い空間をつなぎ、各部分を一つの動きへまとめている。タイトルのブギウギは、反復する伴奏と変化する旋律を持つピアノ音楽の様式。絵に音符が描かれているわけではないが、反復と細かな変化を重ねる点から、音楽との関係を考えられる。
制作背景
1942〜1943年にニューヨークで制作された油彩画。1940年に移住したモンドリアンは、街とブギウギの音楽に親しんだ。MoMAは、黒を省き、色の帯を細かな区切りへ変えた作品として解説している。《ニューヨーク・シティ》と比べると、長く続く色の線が、多色の小さな四角へさらに分かれていることが分かる。晩年の変化を追える作品。
出典・画像について
画像:ピート・モンドリアン《ブロードウェイ・ブギウギ》/Commons掲載の忠実な複製(撮影者の記載なし)
Commonsの個別Public domain表示に基づく画像。
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