1522年頃
19歳頃(概算)

バルディの祭壇画さいだんが(聖カタリナの神秘の結婚)

画家 パルミジャニーノ →
Sposalizio mistico di santa Caterina (Pala di Bardi) / サンタ・マリア・アッドロラータ聖堂、バルディ
十代の終わりにも、画家は長い手足と込み入った姿を描いていました。若い日の祭壇画から、その形の出発点を辿れます。

何が描かれているか

聖カタリナが、幼子おさなごキリストとの精神的な結びつきを表す「神秘の結婚」の場面です。高い場所に座る聖母子せいぼしを、カタリナと左右の聖人が囲んでいます。手前には人物のいない、円い台座が置かれています。

作品の見どころ

人々が集まる上半分と、台座や車輪のある下半分を比べてみてください。顔は近くに重なっているのに、脚と腕はすらりと長い。とりわけ右の聖人の身体は、ひねられた布とともに大きな曲線を作っています。

制作背景

パルマの観光局は1522年頃の初期作としています。現在はバルディの聖堂に伝わります。後に描くロンドンの《聖カタリナの神秘の結婚》と並べると、同じ物語を、建物の中の大きな集まりから、手と指輪に近づいた親密な場面へ組み替えたことが分かります。

作品情報

材質・技法
板絵
所蔵
サンタ・マリア・アッドロラータ聖堂、バルディ

出典・画像について

画像:Parmigianino《バルディの祭壇画(聖カタリナの神秘の結婚)》/バルディの祭壇画(聖カタリナの神秘の結婚) — Parmigianino / Casalmaggiore Provincia / CC BY-SA 3.0
画像の出典 / CC BY-SA 3.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
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