1527〜1528年頃
24歳頃(概算)

聖パウロの回心

画家 パルミジャニーノ →
Paulussturz / ウィーン美術史美術館
最初に目へ飛び込むのは、聖人よりも大きな白馬です。神の光に出会う瞬間を、人と馬の驚きで描いています。

何が描かれているか

キリスト教徒を迫害していたサウロが、ダマスコへ向かう途中で天からの光に出会う場面です。後にパウロとなる人物は地に倒れ、手を上げています。大きな白馬は前脚を上げ、首をひねっています。

作品の見どころ

馬の前脚とパウロの腕の間に、広い空が残されています。背後の遠い山々と、手前の大きな身体を見比べると、二つの動きがいっそう迫ってきます。馬の毛並みまで細かく描くことで、光に反応する生き物の力も伝わります。

制作背景

1527〜1528年頃とされる、縦約1.8メートルのカンヴァス作品です。所蔵館は、神からの働きかけを、人と動物の両方を揺さぶる出来事として解説しています。聖書の物語を知ったうえで、まず身体の反応から読める宗教画です。

作品情報

材質・技法
絵画・カンヴァス
所蔵
ウィーン美術史美術館
目録番号
GG 2035

出典・画像について

画像:Parmigianino《聖パウロの回心》/聖パウロの回心 — Parmigianino / Parmigianino / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
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