1523〜1524年頃
21歳頃(概算)

ディアナとアクタイオンの間の装飾

画家 パルミジャニーノ →
Stufetta di Diana e Atteone, Rocca Sanvitale / ロッカ・サンヴィターレ、フォンタネッラート
部屋の天井が、木陰の向こうの空になっています。そのいちばん奥には、こちらの世界を映す小さな鏡が置かれています。

何が描かれているか

領主サンヴィターレ家の城の一室を飾る壁画です。掲載画像は天井の全景で、青い空、葉の茂み、翼のある子どもたち、楕円の飾り枠が周囲へ連なります。中央には丸い鏡がはめ込まれています。

作品の見どころ

装飾全体の主題は、オウィディウスの『変身物語』にあるディアナとアクタイオンです。女神の水浴を目にした狩人が鹿に変えられる物語を、人が実際に過ごす小部屋へ移しています。空を見上げるつもりが鏡に出会う仕掛けも、部屋で見ることを意識させます。

制作背景

1523〜1524年頃の初期の仕事です。2024年の調査展は、絵具や制作方法を改めて調べています。この装飾を注文主の亡児の追悼とする説もありますが、解説は文書史料から疑問を示しています。美しい部屋の意味を、一つの悲話だけで決めないことも大切です。

作品情報

材質・技法
壁画
所蔵
ロッカ・サンヴィターレ、フォンタネッラート

出典・画像について

画像:Parmigianino《ディアナとアクタイオンの間の装飾》/ディアナとアクタイオンの間の装飾 — Parmigianino / Parmigianino / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
天井全景の掲載。室内四壁全部は含みません。 取得した画像の全範囲を保持し、追加の切り出し・色補正・拡大補間なし。縮小派生も同じ全範囲を保持します。
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