ガレアッツォ・サンヴィターレの肖像
画家 パルミジャニーノ →Ritratto di Galeazzo Sanvitale / カポディモンテ美術館、ナポリ
黒い衣の前へ差し出された、小さな円い品。甲冑よりも小さいのに、この肖像を見る目をしっかり引きつけます。
何が描かれているか
フォンタネッラートの領主ガレアッツォ・サンヴィターレです。赤い帽子と黒い衣を着て、椅子に腰かけています。背後には光る甲冑、右奥には緑の木々。こちらへ見せる手には、数字のある小さなメダルのような品があります。
作品の見どころ
腕や手袋の細部と、甲冑の硬い反射を見比べると、身につける物の違いが伝わってきます。小さな円い品の「72」には、さまざまな解釈が提案されてきました。一つの暗号の答えに決めず、目を留めさせる働きから眺めてみることもできます。
制作背景
1524年の作です。同じサンヴィターレ家の城には、画家が手がけた《ディアナとアクタイオンの間》も残ります。人物の前に立つ肖像と、頭上を包む神話の装飾。二つを並べると、この若い画家に求められた仕事の幅が見えてきます。
出典・画像について
画像:Parmigianino《ガレアッツォ・サンヴィターレの肖像》/ガレアッツォ・サンヴィターレの肖像 — Parmigianino / Parmigianino / Public Domain Mark 1.0
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