受胎告知(カッポーニ礼拝堂)
画家 ポントルモ →Annunciazione / サンタ・フェリチタ聖堂、フィレンツェ
天使とマリアの間には、本物の窓と祭壇があります。離れた二人を、手と視線がつなぐ受胎告知です。
何が描かれているか
左から天使ガブリエルが近づき、右のマリアが応じています。中央を建物の窓が隔てるため、二人は一続きの長方形の絵に収まっていません。掲載写真では、二つの人物と礼拝堂の現状を一緒に見ることができます。
作品の見どころ
天使の持ち上がる足、マリアの横へ伸びる腕を追ってみてください。窓のこちらと向こうを渡るように、動作の続きが感じられます。《十字架降下》だけを見ると分かりにくい、壁面全体を使った装飾の仕組みが見えてきます。
制作背景
カッポーニ礼拝堂の1525〜1528年の装飾に属します。修復記録によると、後世の祭壇設置で壁画の一部が損なわれ、1966年の洪水の後には壁からの剥離も行われました。灰色の補填や現在の祭壇も写る写真なので、制作当初の完全な姿とは区別して見てください。
出典・画像について
画像:Jacopo da Pontormo《受胎告知(カッポーニ礼拝堂)》/受胎告知(カッポーニ礼拝堂) — Jacopo da Pontormo /
Sailko / CC BY 3.0
天使とマリアの両面に加え、窓と後世の祭壇を含む礼拝堂現状写真。取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。
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