1525〜1528年頃(礼拝堂装飾の制作期間)
34歳頃(概算)

受胎告知じゅたいこくち(カッポーニ礼拝堂)

画家 ポントルモ →
Annunciazione / サンタ・フェリチタ聖堂、フィレンツェ
天使とマリアの間には、本物の窓と祭壇があります。離れた二人を、手と視線がつなぐ受胎告知です。

何が描かれているか

左から天使ガブリエルが近づき、右のマリアが応じています。中央を建物の窓が隔てるため、二人は一続きの長方形の絵に収まっていません。掲載写真では、二つの人物と礼拝堂の現状を一緒に見ることができます。

作品の見どころ

天使の持ち上がる足、マリアの横へ伸びる腕を追ってみてください。窓のこちらと向こうを渡るように、動作の続きが感じられます。《十字架降下》だけを見ると分かりにくい、壁面全体を使った装飾の仕組みが見えてきます。

制作背景

カッポーニ礼拝堂の1525〜1528年の装飾に属します。修復記録によると、後世の祭壇設置で壁画の一部が損なわれ、1966年の洪水の後には壁からの剥離も行われました。灰色の補填や現在の祭壇も写る写真なので、制作当初の完全な姿とは区別して見てください。

作品情報

材質・技法
フレスコ(壁から剥離、再設置)
所蔵
サンタ・フェリチタ聖堂、フィレンツェ

出典・画像について

画像:Jacopo da Pontormo《受胎告知(カッポーニ礼拝堂)》/受胎告知(カッポーニ礼拝堂) — Jacopo da Pontormo / Sailko / CC BY 3.0
画像の出典 / CC BY 3.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
天使とマリアの両面に加え、窓と後世の祭壇を含む礼拝堂現状写真。取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。
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