1525年
31歳頃(概算)

エマオの晩餐

画家 ポントルモ →
Supper at Emmaus / ウフィツィ美術館、フィレンツェ
パンを分ける手に気づいた瞬間、旅の連れが誰だったかが分かります。食卓の下には、そんな出来事をよそに犬や猫もいます。

何が描かれているか

復活したキリストが弟子たちと食事をし、パンを裂く身ぶりによって正体を知られる場面です。弟子たちは両側で身体や手を動かし、キリストは中央に座ります。その後ろには、白い衣のカルトゥジオ会修道士しゅうどうしたちも集まっています。

作品の見どころ

ガラスの器やパン、卓下の動物まで、日々の暮らしを思わせるものが描かれています。神聖な出来事と修道院しゅうどういんの食事が、同じ場所で近づいて見えます。机の上下を行き来しながら見ると、張りつめた顔つきと動物の落ち着きの違いも楽しくなります。

制作背景

1525年、ガッルッツォ修道院の客人を迎える場所のために描かれました。上部の三角形の目は後から加えられたもので、もとの三つの顔を持つ三位一体の表現を覆っています。現在見えるすべてが制作時のままというわけではない点にも、この絵の歴史があります。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
ウフィツィ美術館、フィレンツェ
目録番号
1890 n.8740

出典・画像について

出典:ウフィツィ美術館:エマオの晩餐(2026-10-20 確認)
画像:Jacopo da Pontormo《エマオの晩餐》/エマオの晩餐 — Jacopo da Pontormo / Pontormo / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
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