ポティファルに売られるヨセフ
画家 ポントルモ →Joseph sold to Potiphar / ナショナル・ギャラリー、ロンドン
売られる少年のそばで、商人たちは代金の取り分に夢中です。聖書の物語に、目を凝らしたくなる小さな身ぶりが詰まっています。
何が描かれているか
旧約聖書のヨセフは、兄たちに売られ、商人を経てエジプトの役人ポティファルのもとへ渡ります。絵の中心にいる黄色い服の少年がヨセフです。周囲では、大人たちが彼を取り囲んで取引を進めています。
作品の見どころ
左側で、体を深く折り曲げた男を探してみてください。美術館は、落ちた硬貨を拾う商人の姿と説明しています。少年の運命が変わる重大な場面で、大人たちが細かな金勘定に気を取られる。その食い違いが、この絵を忘れがたいものにしています。
制作背景
1515年のボルゲリーニ家の婚礼に関わる寝室装飾の一枚です。この部屋の絵はポントルモ一人が担当したものではなく、アンドレア・デル・サルトらも参加しました。ポントルモの四枚を続けて見ると、窮地に落ちた少年が家族を救う側へ回るまでを追うことができます。
出典・画像について
画像:Jacopo da Pontormo《ポティファルに売られるヨセフ》/ポティファルに売られるヨセフ — Jacopo da Pontormo / Sailko / CC BY 3.0
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。
間違いを見つけたら、教えてください →実物を見に行く
まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。