マリア・サルヴィアーティと幼いジュリア・デ・メディチの肖像
画家 ポントルモ →Maria Salviati de’ Medici and Giulia de’ Medici / ウォルターズ美術館、ボルティモア
この子どもは、長い間、上から塗られて見えなくなっていました。二人の手を見ると、取り戻された関係が見えてきます。
何が描かれているか
マリア・サルヴィアーティが、幼い少女をそばに置いて座っています。マリアはコジモ1世の母で、少女は、彼女が養育したジュリア・デ・メディチと考えられています。二人は身体を寄せながら、少し異なる方へ目を向けています。
作品の見どころ
灰色のヴェールと黒い服の間で、白い手がはっきり見えます。マリアの手元と子どもの手をたどると、顔だけでは伝わりにくい二人の近さが感じられます。子どもの明るい肌と髪が、落ち着いた色の大人の姿に変化を添えています。
制作背景
所蔵館によると、少女の姿は19世紀に上塗りされ、1937年の洗浄で再び現れました。現在の絵は、制作後に見え方を変えられた歴史も持っています。少女の同定は美術館の解釈として扱い、外見だけから家族関係を決めつけないことも大切です。
出典・画像について
画像:Jacopo da Pontormo《マリア・サルヴィアーティと幼いジュリア・デ・メディチの肖像》/マリア・サルヴィアーティと幼いジュリア・デ・メディチの肖像 — Jacopo da Pontormo / Pontormo / Public Domain Mark 1.0
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。
間違いを見つけたら、教えてください →実物を見に行く
まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。