ファラオと給仕役とパン焼き職人
画家 ポントルモ →Pharaoh with his Butler and Baker / ナショナル・ギャラリー、ロンドン
この階段をたどると、二人の男の運命が別れていきます。一枚の絵の中で、出来事の前後を探してみてください。
何が描かれているか
牢にいたヨセフは、ファラオの給仕役とパン焼き職人の夢を解きます。給仕役は職に戻り、パン焼き職人は処刑されるという予言でした。絵は、その異なる結末を一つの建物の前に集めています。
作品の見どころ
左下では杯がファラオへ差し出され、階段の上では別の出来事が進んでいます。同じ人物が異なる時点の姿で現れるため、現実の一瞬として読むと不思議に見えます。階段を時間の道のようにたどると、散らばった身ぶりが物語としてつながります。
制作背景
《ポティファルに売られるヨセフ》と同じボルゲリーニ家の装飾に属します。ポントルモは聖書の一節を、順番に読める細部へ置き換えました。左の高い柱の上の人物像は目立ちますが、誰を示すかは確定していません。
出典・画像について
画像:Jacopo da Pontormo《ファラオと給仕役とパン焼き職人》/ファラオと給仕役とパン焼き職人 — Jacopo da Pontormo / Sailko / CC BY 3.0
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。
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