1523〜1527年頃
30歳頃(概算)

復活(ガッルッツォ修道院しゅうどういん)

画家 ポントルモ →
Resurrezione / ガッルッツォ修道院、フィレンツェ
色の抜けた場所は、描き忘れではありません。傷みを受けた壁画の中にも、中央で浮き上がるキリストと兵士たちの動きが残っています。

何が描かれているか

墓から復活したキリストが旗を持って立ち、その下に兵士たちが重なります。中央の身体は上へ伸び、兵士の身体や丸い盾は下に散っています。半月形の壁の中に、上と下へ向かう力が組み合わされています。

作品の見どころ

欠けた場所を頭の中で無理に埋めるより、残った色のつながりを探してみてください。淡い紫の衣、黄色や緑の盾、斜めに向く脚が、失われた部分を挟んでも動きを伝えています。修復の補填と、もとの絵の残る箇所を区別しながら見る作品です。

制作背景

1523年にフィレンツェを襲った疫病の時期、ポントルモはこの修道院で受難伝を手がけました。文化財記録は制作を1523年以後、1527年以前とし、デューラーの版画はんがとの関わりも指摘しています。傷んだ五面は1955年に壁から剥がされ、保存の場を移しています。

作品情報

材質・技法
フレスコ(壁から剥離)
所蔵
ガッルッツォ修道院、フィレンツェ
目録番号
0900228721-5

出典・画像について

出典:イタリア文化省・文化財記録:復活(2026-10-20 確認)
画像:Jacopo da Pontormo《復活(ガッルッツォ修道院)》/復活(ガッルッツォ修道院) — Jacopo da Pontormo / Pontormo / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
欠損の補填を保持。復活フレスコの全断片。取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。
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