復活(ガッルッツォ修道院)
画家 ポントルモ →Resurrezione / ガッルッツォ修道院、フィレンツェ
色の抜けた場所は、描き忘れではありません。傷みを受けた壁画の中にも、中央で浮き上がるキリストと兵士たちの動きが残っています。
何が描かれているか
墓から復活したキリストが旗を持って立ち、その下に兵士たちが重なります。中央の身体は上へ伸び、兵士の身体や丸い盾は下に散っています。半月形の壁の中に、上と下へ向かう力が組み合わされています。
作品の見どころ
欠けた場所を頭の中で無理に埋めるより、残った色のつながりを探してみてください。淡い紫の衣、黄色や緑の盾、斜めに向く脚が、失われた部分を挟んでも動きを伝えています。修復の補填と、もとの絵の残る箇所を区別しながら見る作品です。
制作背景
1523年にフィレンツェを襲った疫病の時期、ポントルモはこの修道院で受難伝を手がけました。文化財記録は制作を1523年以後、1527年以前とし、デューラーの版画との関わりも指摘しています。傷んだ五面は1955年に壁から剥がされ、保存の場を移しています。
出典・画像について
画像:Jacopo da Pontormo《復活(ガッルッツォ修道院)》/復活(ガッルッツォ修道院) — Jacopo da Pontormo / Pontormo / Public Domain Mark 1.0
欠損の補填を保持。復活フレスコの全断片。取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。
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