1519〜1521年頃
26歳頃(概算)

ヴェルトゥムヌスとポモナ

画家 ポントルモ →
Vertumno e Pomona / メディチ家のヴィラ、ポッジョ・ア・カイアーノ
真ん中に丸い窓が開いています。絵を描くには難しそうな場所が、枝や身体の流れを生む、壁画ならではの形になりました。

何が描かれているか

メディチ家のヴィラを飾る、ヴェルトゥムヌスとポモナの名で知られる壁画です。半円をなす壁に人々が座り、上からは子どもたちが枝を広げています。中央の暗い丸は、描かれた円ではなく建築の窓です。

作品の見どころ

左右の人物を同じ姿勢に揃えず、脚を伸ばす人、振り返る人、枝へ腕を上げる人を置いています。その動きが、窓を避けながら弧を描いて続きます。教会の物語画とは異なる、庭の時間のようなゆるやかさを味わってみてください。

制作背景

ストロッツィ宮の公式案内は、1519年の注文から教皇レオ10世が亡くなる1521年までの仕事と説明しています。後の1532年の構想は、この完成した壁画と区別されています。建物の形を受け止めて絵の配置を考える、ポントルモの別の一面が見える作品です。

作品情報

材質・技法
フレスコ
所蔵
メディチ家のヴィラ、ポッジョ・ア・カイアーノ

出典・画像について

画像:Jacopo da Pontormo《ヴェルトゥムヌスとポモナ》/ヴェルトゥムヌスとポモナ — Jacopo da Pontormo / Sailko / CC BY-SA 3.0
画像の出典 / CC BY-SA 3.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。中央は建築の窓の開口部のみ透過し、周囲の装飾を残しています。CC BY-SA 3.0の派生表示として同じ条件で提供します。
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