聖母訪問(カルミニャーノ)
画家 ポントルモ →Visitazione / サン・ミケーレ・アルカンジェロ聖堂、カルミニャーノ
抱き合う二人と、こちらを見る二人。目の向きが違うだけで、この出会いには不思議な奥行きが生まれています。
何が描かれているか
マリアが、洗礼者ヨハネを身ごもるエリサベトを訪ねます。手前の二人は互いの肩や腕へ手を伸ばし、そばの二人の女性はこちらへ顔を向けています。建物の前の狭い場所に、四人の大きな身体が集まっています。
作品の見どころ
青、緑、桃色、橙色の衣が隣り合い、襞がゆったりと下へ流れます。向き合う横顔を見た後で、後ろの二人の正面顔へ目を移してみてください。出会いの内側を見ていたはずが、今度は自分が見られるような感覚になります。
制作背景
カルミニャーノのピナドーリ家に関わる注文で、1528〜1529年頃の作です。初期の同題では大勢の人と階段が出会いを囲んでいました。ここでは四人の接近と色の組み合わせが主役になり、ポントルモの変化を比べる大切な一枚です。
作品情報
所蔵
サン・ミケーレ・アルカンジェロ聖堂、カルミニャーノ
出典・画像について
画像:Jacopo da Pontormo《聖母訪問(カルミニャーノ)》/聖母訪問(カルミニャーノ) — Jacopo da Pontormo / Pontormo / Public Domain Mark 1.0
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。
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