聖母訪問(サンティッシマ・アヌンツィアータ)
画家 ポントルモ →Visitazione / サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂、フィレンツェ
同じ「聖母訪問」でも、後年の四人の女性だけの絵とはずいぶん違います。まずは、広い階段を舞台にした若い日の物語から。
何が描かれているか
聖母マリアが、洗礼者ヨハネを身ごもる親族エリサベトを訪ねた場面です。中央では、立つマリアに年長のエリサベトが身を低くして近づきます。二人の両側には大勢の人が集まり、手前の段には座る女性や子どももいます。
作品の見どころ
人物の集まりを下から見上げると、大きな柱と階段が出会いの場所を整えていることに気づきます。その上、アーチの頂きにも父なる神と天使たちが描かれています。視線を上へ進めるほど、身近な訪問が大きな宗教的な出来事へと広がります。
制作背景
文化財記録は制作を1514年12月から1516年6月の間に置きます。サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂の回廊を飾る仕事でした。後年のカルミニャーノの《聖母訪問》と比べると、建物や群衆を使う構成から、色と身体を近づける構成への変化が見えてきます。
作品情報
所蔵
サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂、フィレンツェ
出典・画像について
画像:Jacopo da Pontormo《聖母訪問(サンティッシマ・アヌンツィアータ)》/聖母訪問(サンティッシマ・アヌンツィアータ) — Jacopo da Pontormo / Sailko / CC BY 3.0
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。
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