1514〜1516年
21歳頃(概算)

聖母訪問(サンティッシマ・アヌンツィアータ)

画家 ポントルモ →
Visitazione / サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂、フィレンツェ
同じ「聖母訪問」でも、後年の四人の女性だけの絵とはずいぶん違います。まずは、広い階段を舞台にした若い日の物語から。

何が描かれているか

聖母マリアが、洗礼者せんれいしゃヨハネを身ごもる親族エリサベトを訪ねた場面です。中央では、立つマリアに年長のエリサベトが身を低くして近づきます。二人の両側には大勢の人が集まり、手前の段には座る女性や子どももいます。

作品の見どころ

人物の集まりを下から見上げると、大きな柱と階段が出会いの場所を整えていることに気づきます。その上、アーチの頂きにも父なる神と天使たちが描かれています。視線を上へ進めるほど、身近な訪問が大きな宗教的な出来事へと広がります。

制作背景

文化財記録は制作を1514年12月から1516年6月の間に置きます。サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂の回廊を飾る仕事でした。後年のカルミニャーノの《聖母訪問》と比べると、建物や群衆を使う構成から、色と身体を近づける構成への変化が見えてきます。

作品情報

材質・技法
フレスコ(壁から剥離)
所蔵
サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂、フィレンツェ
目録番号
0900281825-10

出典・画像について

画像:Jacopo da Pontormo《聖母訪問(サンティッシマ・アヌンツィアータ)》/聖母訪問(サンティッシマ・アヌンツィアータ) — Jacopo da Pontormo / Sailko / CC BY 3.0
画像の出典 / CC BY 3.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
取得した全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、縮小派生も全景を保持します。 表示では作品・額の外側の撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。原画像の画素・色・全場面・修復の補填は保持しています。
間違いを見つけたら、教えてください →

実物を見に行く

まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →
展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。