国家評議会百周年記念会議
画家 イリヤ・レーピン →Торжественное заседание Государственного совета 7 мая 1901 года / ロシア美術館(サンクトペテルブルク)
柱の並ぶ円形の議場で、多数の人々が机を囲んでいる。
何が描かれているか
柱の並ぶ円形の議場で、多数の人々が机を囲んでいる。中央には皇帝ニコライ二世らが座り、制服や勲章が場の格式を示す。題名の日付は会議が開かれた1901年5月7日で、完成年は1903年である。遠くから全体を眺めてから、左・中央・右に分けて人物の集まり方を見ると、巨大な画面を追いやすい。
作品の見どころ
赤い椅子と床、白い柱、金色の装飾が、同じ色の反復で広い室内をまとめる。一人ずつ顔を描く必要がある一方、全体がばらばらにならないよう視線が円卓へ集まる。人物の数だけではなく、会場の奥行きと立場の違いを見せる群像画だ。《クルスク県の宗教行列》の屋外の人々と比べると、別の社会の集まり方が見える。
制作背景
ロシア美術館は政府の注文で制作された400×877センチの油彩画と記録し、登場人物を81人と説明する。レーピンは会議に通って観察し、弟子のボリス・クストーディエフとイワン・クリコフも制作を手伝った。中央部をレーピンが担当したという。記念行事の記録であると同時に、大人数を一枚の絵に構成する課題への回答でもある。
出典・画像について
画像:Ilya Repin《国家評議会百周年記念会議》/Wikimedia Commons / Public Domain Mark
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