王と馬を見上げるような位置から描いた、大きな肖像です。近くの従者が小さく見えるほど、馬上の人物が高く持ち上がっています。
何が描かれているか
よろいを着たチャールズ1世が、馬上から前方を見ています。指揮杖を持ち、そばには兜を差し出す従者がいます。木に掛けられた札には、王の称号がラテン語で記されています。
作品の見どころ
絵の中の王へ、こちらが下から近づくような角度です。大きな馬の胸と脚、その上に置かれた王の顔まで、視線が長い距離を上がっていきます。実物が高さ三メートル半を超えることも、この見上げる感覚を強めます。
制作背景
ナショナル・ギャラリーの現在の記録は、制作年を1638〜39年頃としています。ヴァン・ダイクが描いた王の肖像の中でも特に大きく、衣装や勲章、乗馬の姿まで使って王の地位を伝える作品です。
出典・画像について
画像:Anthony van Dyck《チャールズ1世騎馬像》/チャールズ1世騎馬像 — Anthony van Dyck; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
採用した配布画像の全景を使用。比例縮小のみで、拡大や色補正はしていません。
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