王妃ヘンリエッタ・マリアとジェフリー・ハドソン
画家 アンソニー・ヴァン・ダイク →Queen Henrietta Maria with Sir Jeffrey Hudson / ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
青い服の王妃の隣にいるのは、王子ではありません。王妃に仕えたジェフリー・ハドソンです。二人と小さな猿の取り合わせにも、宮廷の暮らしが表れています。
何が描かれているか
チャールズ1世の王妃ヘンリエッタ・マリアと、宮廷で彼女に仕えたジェフリー・ハドソンの肖像です。王妃は青い狩猟服を着て、羽根の付いた帽子をかぶっています。
作品の見どころ
青い布の光沢を、白い襟と金色の飾りが引き立てています。柱に沿って伸びる立ち姿は堂々としていますが、ハドソンが抱える猿とのやり取りが、かしこまった姿を少し和らげています。
制作背景
ヴァン・ダイクは1632年からイギリス宮廷で働きました。所蔵館は、王妃を実際より長身に見せたことを指摘しています。肖像画は外見の記録であるとともに、王妃にふさわしい姿を整える仕事でもありました。
出典・画像について
画像:Anthony van Dyck《王妃ヘンリエッタ・マリアとジェフリー・ハドソン》/王妃ヘンリエッタ・マリアとジェフリー・ハドソン — Anthony van Dyck; Museum Open Access / Wikimedia Commons / CC0 1.0
採用した配布画像の全景を使用。比例縮小のみで、拡大や色補正はしていません。
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