1624年
25歳頃

パレルモの疫病患者のために執り成す聖ロザリア

画家 アンソニー・ヴァン・ダイク →
Saint Rosalie Interceding for the Plague-stricken of Palermo / メトロポリタン美術館(ニューヨーク)
聖女が両手を広げて空を仰いでいます。これは遠い聖人の物語だけでなく、疫病に襲われた町で、助けを求める人々のために描かれた絵でした。

何が描かれているか

パレルモの守護聖人ロザリアが、疫病に苦しむ人々のために神へ祈る姿です。空を見上げ、左右に広げた手を差し出しています。下に小さく見える町と、雲の上の聖女が結びつけられています。

作品の見どころ

斜めに連なる天使たちが、視線を下から上へ運びます。聖女の衣の大きなひだや、空へ向いた顔にも同じ流れがあり、体全体が祈りになったように見えます。

制作背景

1624年、ヴァン・ダイクは疫病で隔離されたパレルモにいました。聖ロザリアの像を求める声が高まり、この作品も制作されました。メトロポリタン美術館によると、下には、画家が描きかけた自画像が隠れています。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
メトロポリタン美術館(ニューヨーク)
目録番号
71.41

出典・画像について

画像:Anthony van Dyck《パレルモの疫病患者のために執り成す聖ロザリア》/パレルモの疫病患者のために執り成す聖ロザリア — Anthony van Dyck; Museum Open Access / Wikimedia Commons / CC0 1.0
画像の出典 / CC0 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
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