1655年頃
57歳頃

食堂の聖フーゴー

画家 フランシスコ・デ・スルバラン →
San Hugo en el refectorio / セビーリャ美術館
長いテーブルに白い服の修道士しゅうどうしたちが並びます。何か起きているらしいのに、皆は静かです。食器やテーブルクロスまで追っていくと、断食にまつわる奇跡の話が見えてきます。

何が描かれているか

食卓につく白い修道服の人々のもとへ、聖フーゴーが訪れています。手前には小姓が立ち、テーブルには青と白の皿や壺つぼが並びます。背後の壁には、さらにもう一枚の絵が掛かっています。

作品の見どころ

テーブルクロスは縁からまっすぐ下へ落ち、修道服のひだは座る体を包みます。同じ白でも、平らな布と人を覆う布では形が違います。皿の青い模様が、白の多い空間の中で小さな目印になっています。

制作背景

伝承では、肉を食べてよいか議論する修道士たちが眠り込み、フーゴーの訪問で目を覚ますと肉が灰に変わっていました。セビーリャのカルトゥジオ会修道院しゅうどういんのための絵で、館は断食と節制を伝える作品と説明しています。年代は現在の所蔵館の記載に従い、1655年頃としています。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
セビーリャ美術館

出典・画像について

出典:セビーリャ美術館 作品紹介(2026-10-17 確認)
画像:Francisco de Zurbarán《食堂の聖フーゴー》/食堂の聖フーゴー — Francisco de Zurbarán; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
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