1639年
41歳頃

修道士しゅうどうしゴンサロ・デ・イリェスカス

画家 フランシスコ・デ・スルバラン →
Fray Gonzalo de Illescas / サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院
書き物をする修道士の後ろに、柱と赤いカーテンが広がります。祈る姿だけでなく、机に向かう暮らしの中にも、スルバランは修道院しゅうどういんの理想を描いていました。

何が描かれているか

白と茶の修道服を着た人物が、机に向かって座っています。片手を紙の上に置き、顔をこちらへ向けています。机には本や筆記具、どくろや砂時計も並び、奥の建物の前には小さな人々が見えます。上から大きな赤いカーテンが垂れています。

作品の見どころ

机を覆う赤い布と、背景のカーテンの色が響き合います。修道服の白は、その間で明るく浮かびます。部屋の柱や机の上の物がしっかり描かれているため、人物が一つの生活の場所にいることを感じられます。

制作背景

グアダルーペの修道院の聖具室にある、修道士たちを描いた連作れんさくの一枚です。修道院の解説は、この人物に、自分の部屋で心を落ち着け修養する姿を読んでいます。聖人の奇跡だけでなく、日々の学びや過ごし方も、若い修道士が学ぶための絵になっていたのです。

作品情報

材質・技法
油彩ゆさい・カンヴァス
所蔵
サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院

出典・画像について

画像:Francisco de Zurbarán《修道士ゴンサロ・デ・イリェスカス》/修道士ゴンサロ・デ・イリェスカス — Francisco de Zurbarán; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
画像の出典 / Public Domain Mark 1.0 / Commons個別ファイルの条件(画像情報:2026-10-17 確認)
全景を使用。比例縮小以外の切り抜き・色補正はしていません。
間違いを見つけたら、教えてください →

実物を見に行く

まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →
展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。