四つの器を横に並べると、形と光の違いだけで絵になります。取っ手のある白い壺、赤茶色の細い壺、金属の杯。物の間に残された暗い隙間にも目を向けてみてください。
何が描かれているか
木の台の上に、金属の杯と三つの陶器が並んでいます。両端には皿があり、中央寄りの二つの壺は台に直接置かれています。奥の背景には、場所を説明するものがありません。
作品の見どころ
左の杯は小さな反射で輝き、白い壺は丸み全体に光が広がっています。赤茶色の壺は細い首と丸い胴がよく見えます。素材も大きさも違うものを、重ねず横に並べたことで、それぞれの個性が引き立っています。
制作背景
ほぼ同じ配置の別の作品が、カタルーニャ美術館にもあります。同館の2025年の展覧会資料は、両方を1650年頃として比較しています。ここで掲載しているのはプラド美術館の作品です。よく似た別版を区別したうえで、器の輪郭や間隔を楽しめます。
作品情報
掲載する版
プラド美術館の作品。カタルーニャ美術館所蔵の類似作品とは別です。
出典・画像について
画像:Francisco de Zurbarán《壺のある静物》/壺のある静物 — Francisco de Zurbarán; Wikimedia Commons / Public Domain Mark 1.0
全景を使用。比例縮小以外の切り抜き・色補正はしていません。
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