1467〜1468年
70歳頃(推定)

聖体冒瀆の奇跡(全6場面)

画家 パオロ・ウッチェロ →
Miracolo dell'Ostia Profanata / マルケ国立美術館(ウルビーノ)
小さな部屋から行列、刑場、死後の世界へ。横長の六つの場面を、建物と赤い柱がつないでいます。

何が描かれているか

祭壇画さいだんがの下部を飾った横長の絵で、六つの場面からなります。聖体の売買、奇跡とされる出来事、行列や処罰、魂をめぐる物語が続きます。画像は一場面だけの抜粋ではなく、現存する連作れんさくの全体です。

作品の見どころ

左の室内は、壁を取り払った箱のように描かれています。格子の床や扉から次の場所へ目を移すと、赤い柱を境に物語が進みます。建物の奥行きが、見る人に出来事を順番に読ませる仕組みになっています。

制作背景

1467〜1468年の制作は支払い記録が根拠です。ウルビーノの聖体同信会の祭壇用で、上の主画は後に別の画家ヨース・ファン・ワッセンホーフェが描きました。題材は中世の聖体冒瀆伝説で、所蔵館は当時の反ユダヤ的な見方との関係を説明しています。描かれた罪や奇跡を、そのまま史実として紹介することはできません。

作品情報

材質・技法
板にテンペラ
所蔵
マルケ国立美術館(ウルビーノ)
目録番号
DE 231

出典・画像について

画像:Paolo Uccello《聖体冒瀆の奇跡(全6場面)》/聖体冒瀆の奇跡(全6場面) — Paolo Uccello / Mongolo1984 / CC BY-SA 4.0
画像の出典 / CC BY-SA 4.0 / 画像の出典・個別利用条件(画像情報:2026-10-20 確認)
現存する全6場面と額を含む全景。撮影者:Mongolo1984。取得画像の全景を保持。作品内容の切り取り・色補正・拡大補間なし。原画像バイトを保全し、表示用の縮小派生も全景を保持します。この写真の表示用派生にもCC BY-SA 4.0を適用します。 表示では作品の外側の壁・撮影背景だけを輪郭に沿って透過しています。作品内の色や全場面、額縁を保ち、元画像の画素は変更していません。
間違いを見つけたら、教えてください →

実物を見に行く

まずは国内の美術館から。公式の展示情報を見ながら、行きたい場所を探せます。
国内の美術館を探す →
展示替え・貸出などで作品が展示されていない場合があります。訪問前に展示・開館日・入館方法をご確認ください。